旅の目的は現地でご当地和牛を食べるためです

暇があれば全国各地を旅する生活を、ここ数年続けています。これはある意味で趣味と言えるのかもしれませんが、ただ旅をすることが好きというわけではありません。なぜかというと、私の旅は滞在する現地でご当地和牛を食べるという目的があるからです。ですから旅がメインなのではなく、ご当地和牛を食することがメインであり、それに旅の楽しさが付随していると言えるでしょう。

なぜ私がご当地和牛にこだわり、そしてそれを現地で食べようとするのか、それについては大きな理由があります。それはご当地和牛をその牛が生まれた風土とともに味わうことによって、より美味しくその牛肉を食べることができるからです。ご当地和牛という存在は全国各地に存在しており、その土地によって独特の肥育方法がなされています。しかし、どれだけ肥育方法が違ったとしても素人の味覚では「美味しい」と感じることはできても「どのように美味しいのか」と細かな美味しさの分析までは行うことができません。だからこそ、できるだけ具体的な美味しさを理解するために、その気候風土や土地柄を実感しながら肉を食べることに行きついたのです。

肉の割烹田村大通BISSE店 | 大通BISSE

訪れた現地で肉を食べると本当に美味しく感じられるものなのか疑問を抱かれるかもしれませんが、これはそれを行ったことのある人間にしか分からないことだと思います。だからこそご当地和牛は宅配などで届けてもらうのではなく、できるだけ現地で食べることを大勢の人にお勧めしたいと考えているくらいです。

ファットンチッ（仁川松島店） | グルメ・レストラン－ソウルナビ

私が旅で訪れた土地はもう２０を超えようとしています。それだけ色々な所へ旅をして、その都度ご当地和牛を食べているにもかかわらず、より深くご当地和牛をその土地で食べるという楽しみにハマっているのが現状です。なので、これからもご当地和牛を食べる目的の旅を止めることはないですし、今以上にもっと多くの土地を旅して色々な珍しいご当地和牛を食べてみたいと考えています。